【WordPress】PHPのバージョンアップで起こるエラーを事前に確認するプラグイン「PHP Compatibility Checker」

福岡のWEBフリーランスFUGAのブログ記事をご覧いただき、誠にありがとうございます。

この記事では、

「サーバーのPHPのバージョンを上げたい。でも、WordPressにエラーが起こらないか不安。。」

という方のために、WordPressのテーマやプラグインがPHPのバージョンに対応していることを確認できる「PHP Compatibility Checker」プラグインをご紹介いたします。

PHP Compatibility Checkerを使用すれば、PHPのバージョンと互換性のないテーマやプラグインを事前に把握することができますので、「PHPのバージョンアップを見送るか、エラーが起こる可能性のあるプラグインを停止してバージョンアップをするか」といった判断が容易になります。

PHPのバージョンアップで起こるエラー

私が管理しているWordPressサイトの1つでは、PHPのバージョンを7.0から7.3へ上げた際に、下記のようなエラーが発生しました。

Warning: Use of undefined constant 〜

これは、PHPのバージョンアップにともない、バージョンアップ以前のPHPでは呼び出せていた定数が、新しいバージョンでは呼び出せなくなってしまったことにより起こるエラーです。(エラーの原因は理解できなくても問題ありません)

このメッセージが表示される場合には、PHPの記述を新しいバージョンに合わせて修正することでエラーが解消します。

このように、WordPressでは、PHPのバージョンを変更したためにプログラムが正しく動作せず、エラーが発生することがあります。

PHP Compatibility Checkerを使ってエラーを事前に知る

PHPのバージョンアップにともなうエラーを事前に把握するために、PHP Compatibility Checkerを使用します。

PHP Compatibility Checkerプラグインを有効化したら、管理画面の「ツール」から、「PHP Compatibility Checker」画面を開きます。

変更したい「PHPのバージョン」を選択します。

プラグイン/テーマの状態」を選びます。

現在使用しているテーマやプラグインが、更新後のPHPのバージョンと互換性があるのかを確認するだけで良いのであれば、上を選択していただければ問題ありません。

選択したら、「サイトをスキャン」をクリックします。

スキャンが完了すると、ボタンの下に「互換性のスキャン結果」が表示されます。

テーマやプラグインとPHPのバージョンに互換性がない場合には、下図のように赤い印でエラーが表示されます。

エラーが表示される場合には、

① エラーが発生するテーマやプラグインの使用を停止する
② PHPのバージョンを上げずに古いバージョンのまま使用する

のどちらかの対応をすることになります。

①の場合には、代替となるテーマやプラグインを探して導入します。

②の場合には、古いバージョンのPHPを使い続けるのはセキュリティ上問題がありますので、いずれは更新していただく必要があります。

ですが、更新するタイミングは、エラーが出ているテーマやプラグインが、変更したいPHPのバージョンに対応した後でも問題ないでしょう。

PHPのバージョンアップ前にはバックアップを取る

残念ながらPHP Compatibility Checkerを使用しても、PHPのバージョンアップ時に100%エラーが出ないという保証はありません。

エラーが深刻な場合には、ホームページが表示されなくなってしまうこともあります。

PHPのバージョンを上げる際には、必ずバックアップを取って、万が一エラーが起こってしまった場合でもすぐに以前の状態に戻せる準備をしてから更新作業をするようにしましょう。

WordPressのお困りごと解決、WordPressでのホームページ制作は、ぜひFUGAにお任せください^^

       

WEBやWordPressのことでお困りでしたら、
お気軽にお問い合わせください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。